Webディレクター

こんにちは!Webディレクターの里芋です(^^♪

私は先日あるセミナーを受けてきましたが、そこでは第4次産業革命について触れていました。みなさん、この第4次産業革命って何か知っていますか?
簡単に説明すると、AI(人工知能)やIoT(あらゆるものがインターネットに繋がり便利になること)、ビッグデータを用いた技術革新のことです。
ちょっと他人事に感じる大きなテーマかもしれませんが、これから就職、転職する方は第4次産業革命の影響を考慮した職業選択をおすすめします。
なぜなら、第4次産業革命により残念ながら衰退していく産業があるからです。ちなみに、IT関連は成長ど真ん中、IT人材の需要もどんどん伸びていくそうです!

一方で、大学生が就きたい職種ランキングで1位を獲得しているのが【総務/経理などの事務系職種】。
私としては、令和の時代においてこの職種が1位を獲得しているのがびっくりです…。はっきり言って事務系の職種は、デジタル化が進めばなくなる仕事。経理や人事もデジタル管理できる便利なツールがたくさんあるので、あと数年で人からデジタルツールに置き換わるでしょう。
これから職業選択する際は、年間休日の多さや拘束時間、給与などの雇用条件とあわせて、【人にしかできないこと、人がやるからこそ価値があること】そんな視点も加えて検討してみると、おのずと第4次産業革命の影響が少ない職業にたどり着くはずです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回はITに関する職業のひとつ、Webディレクターについて解説していきます。
未経験からでもできるの? 勉強は独学orスクール? 学ぶための給付金はある? 将来のキャリアパスは?など、気になるポイントをまとめているので、この記事を見てチャレンジするか、または潔く諦めるか(笑)参考にしてみてくださいね。

Webディレクターってどんな仕事?

よく、Webディレクターはお客様と制作チームの橋渡し役!なんて表現されているのを目にしますが、うまく橋渡しできているディレクターはどれだけいるのか…。
実は、板挟みになってヒーヒー言っているディレクターの方が多いかもしれません!笑

ディレクターの仕事内容

  • お客様の潜在的な要望まで丁寧にヒアリング
  • ヒアリングした情報をもとに、設計書とワイヤーフレームを作成
  • 全体、クライアント、制作チームそれぞれのスケジュールを作成し、進捗管理
  • デザインナー、フロントエンドエンジニアなど制作陣のアサイン
  • ドメインやサーバーの設定
  • ヒアリングした内容をもとに、デザインや機能をクライアントへプレゼン
  • 各フェーズ事に、クライアント確認→修正事項取り纏め→制作チームへ修正依頼
  • 公開前の表示、動作確認
  • クライアントへの更新操作レクチャー

さらに、営業まで兼ねるWebディレクターの場合は…

  • 見積書、注文書、請求書、納品書等の作成
  • 制作工数や利益率の調整
  • 時には、パソコンのメール設定まで…

このようにディレクターの仕事は多岐に渡り、会社ごとにその業務範囲も異なります。

WireFrameの画像

未経験からWebディレクターになるためにはどうしたらいい?

業界未経験なら、スクールで基礎知識を学習するのが最短コース

求人情報では、【未経験可】もよく目にしますが、私個人的にはWeb業界でのなんらかの経験がないと難しいと思います。というのも、Webディレクターとしてお客様の要望を形にしていくためには、豊富な知識とアイディアが必要だからです。さらに、要望をしっかり伝えてくれるクライアントばかりではないのが現実…。

例えば…

お洒落で可愛らしいサイトにしてほしい

というような、抽象的な要望をコミュニケーションを重ねながら掘り下げたり、発展させたりしてお客様のイメージを具体的にしていくためにはどうしても知識や経験は必須です。
「お洒落で可愛いサイトにしたいそうです!」とそのままデザイナーに伝えたら…
きっと眉間にシワを寄せるでしょうね→こんな感じ(-“-)

他にも、クライアントの目的や予算に合わせて、打合せの場でコンテンツや見せ方の提案もします。実際にWebディレクターをやりながら覚えるという手もありますが、しっかり先輩が横について教えてくれたり、フォローしてくれるような環境でないと難しいでしょう。

つまり、Webの基礎知識を学習することがWebディレクターになるための第1歩になります。本やネットの情報で独学する方も多いですが、これは相当な気合と根性が必要だと思っておいた方がいいです!ちなみに私はスクールに通いました。

スクールに通うメリット

  • PC、ネット環境、サーバー、Adobeのソフトなど、学習するための環境がしっかり整っている
  • わからないことはすぐ先生に質問できる。その流れで、現場でこんな風にやることが多いというような豆知識も教えてもらえる
  • 同じ道を志している仲間ができ、励みになる
  • スクールによっては、就職先を紹介してくれるところもある
  • Webディレクターとしてクライアントを上手に導きながら、制作チームにも配慮したディレクションを行うには、Web制作全般の知識というベースは欠かせません。

    学びのための給付金制度

    これからスクールに通うことを考えている方におすすめなのが、経済産業省が開設している第4次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)です。国をあげて、ITやデータなど将来の成長が見込まれている分野「AI・IoT・データサイエンス・クラウド」「高度なセキュリティとネットワーク」「IT利活用」の専門的で実践的な教育と訓練に力を入れているので、これは絶対活用するべき!
    具体的には、Reスキル講座を活用することで、受講料が最大70%オフになり、学びに伴う自己負担額を抑えることができます。この制度が使えるスクールをいくつか紹介するので、参考にしてみてくださいね。

    Internet Academy(インターネットアカデミー)

    インターネットアカデミー

    出展:Internet Academy

    TECH CAMP(テックキャンプ)

    TECH CAMP

    出展:TECH CAMP

    受給資格

    ・初めて受給する場合
    –  受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入していること
    –  在籍中、または離職後1年以内であること
    ・2回目以降の受給の場合
    –  前回の受講開始日から次の受講開始日まで通算3年以上、雇用保険に加入していること
    ※詳細は、住民票所在地のハローワークまでお問い合わせください。

    フロントエンドエンジニアやWebデザイナーからWebディレクターになる場合

    Webサイト制作の基礎知識はおおよそあると思いますので、磨くべきところはコミュニケーション力、企画力、提案力になるでしょう。
    Webの知識があると、ついつい専門用語を使ってクライアントに説明してしまいますが、これではお客様との距離が縮まらない上に、認識のズレも生じます。
    専門用語を声に出す前に、一度自分の中で翻訳をし、分かりやすい言葉や例を用いて説明することからはじめてみましょう。
    企画力は、日々のニュースなどからアディアを得たり、セミナーに参加する方法もあります。そして、提案力の源になるのは、ズバリ相手を思う力です。クライアントが何を求めているのか、潜在的な部分まで丁寧に聞き出し、そこに刺さるものを生み出しプレゼンする。これができた時は、ちょっと自分が神がかったような気分になります!笑

    一人前のディレクターになるには

    静的サイト、CMSを使ったサイト、ECサイトなど、Webサイトにもいくつか種類があります。
    それぞれ最低でも3件、トータル10件以上のWebサイトを経験すれば、一人前のディレクターとして活躍できるようになるでしょう。
    さらに、工数や利益率のコントロール、1度に複数の案件をまわしていけるようになれば、もう立派なWebディレクター!

    Webディレクターのキャリアパス

    キャリアパスの画像

    Webディレクターのキャリアパスには、多くの選択肢があります。
    自分が得意とすること、さらに磨きたいスキル、新たに興味が湧いた分野との融合など目的に合わせて選ぶことができるので、Webディレクターは発展性のある職業です。
    ここではいくつかのキャリアパスについてご紹介します。

    Webプロデューサー

    プロジェクト全体を統括し、コスト管理、企画立案など、Webディレクターよりさらに上流工程ができるWebプロデューサー。この職種で必要になってくるのが、主にマネジメント能力とマーケティングの知識です。求められるスキルが高度になる分、給与も高くなります。

    Webマーケター

    Webサイトの効果を計測・分析しながら、クライアントの事業を成長させるための施策を考える、Webマーケター。Webサイトの認知度や売り上げは、SEO施策や広告の運用次第です。広告、マーケティングの知識を深めるための学習を行うのであれば、ネットマーケティング検定やマーケティングビジネス実務検定などの資格取得もおすすめです。

    Webアナリスト

    アクセス解析の結果からWebサイトの働きを分析して課題を明確にし、継続的な改善施策を提案していく、Webアナリスト。クライアントの問題の整理し、解決策を導き出す能力や高い分析力を身につけなければなりません。また、分析を行う際は、数字に基づく説得力のある答えを導き出すためにもロジックツリーや3C分析、SWOT分析といった分析フレームワークを使用し、論理的な問題解決方法を探っていきます。

    フリーランス

    ディレクションスキルだけでなく、Webデザイナー、フロントエンドエンジニアのスキルも磨き、フリーランスとして活躍する道もあります。子育てや介護等、様々なライフスタイルに応じて自分で仕事量を調節できることを魅力に感じ、フリーランスを選択する方も多いです。しかし自由度が高い一方で、仕事を受注するための営業から最後の事務処理まで、すべて自分で行う大変さ、厳しさがあることをお忘れなく!

    広報、マーケティング部門での活躍

    企業の広報やマーケティング部門でWebサイトやSNSの運用を取り纏めるポジションも最近は増えています。営業も採用もWebを駆使しなければ生き残れないこの時代。Webディレクターの経験を活かせる職場は多いです。

    スマホアプリのディレクター

    スマートフォンアプリの開発をする際も、Webディレクターの知識や経験が活かせます。私自身がまさにそのタイプ。アプリの企画や要件定義、ワイヤーフレーム作成、スケジュール管理、動作確認などWebディレクターの仕事をベースに、アプリ開発の知識を積み上げることで、ディレクターとしてマルチに活躍することができます。

    最後に

    Webディレクターという仕事は単純作業ではないので、これだけ覚えればOKというものではありません。全10ページのWebサイトをつくるにしても、お客様が違えばコンテンツも提案する内容も全く違うものになります。だからこそ、数をこなし経験を積み上げ、自分の引き出しを多くすることで、クライアントの良さをサイトで表現できるようにります。
    さらに同じWebディレクターでも、大手の制作会社とうちのようなベンチャー企業では担当する職域も変わってきます。就職、転職の際は、どんな職種に就くかと同時に、どんな環境で働きたいかも真剣に考えてみてくださいね。

    参考記事紹介

    ベンチャー企業で働く醍醐味は、当社のベンジャミンさんが紹介しているので、こちらもチェック!!

    【働き方改革】ベンチャー企業への転職に必要なこと